BacklogのデータをBigQueryに連携して、プロダクト品質を多角的に分析する方法

BacklogとBigQuery連携のイメージ図

課題と導入効果

課題

・スプレッドシート管理による非効率な品質管理
Backlogから手動でデータを抽出し、スプレッドシートで管理しているため、常に最新のデータを反映した分析が困難。さらに、複数のデータソースをまとめる作業に時間がかかり、本来の分析業務に集中できない。

・属人化しやすいデータ収集と分析
データ収集やレポート作成が特定の担当者に依存しており、ナレッジが共有されにくい状態でした。担当者が不在の場合、データ更新が滞るリスクがあり、組織全体での品質管理が属人化している。

・断片的なデータによる分析の限界
Backlogのデータだけでは、バグや不具合がなぜ発生したのか、その根本原因を突き止めるのが困難。他のプロダクトデータ(アクセスログ、ユーザー行動データなど)と組み合わせることで、より深い洞察を得る機会を失っている。

効果

・リアルタイムな品質状況の可視化
BacklogとBigQueryのデータ連携を自動化することで、常に最新のデータを基にした品質管理レポートをリアルタイムで確認できる。手動でのデータ更新作業が不要になり、分析に注力できる時間が増加する。

・データ活用の民主化
データ連携の仕組みを構築することで、誰でも簡単に最新のデータにアクセスできるようになる。特定の担当者だけでなく、開発者やプロダクトマネージャーなど、様々なメンバーがデータに基づいた意思決定を行えるようになり、組織全体での品質改善文化が醸成される。

・根本原因の特定と迅速な改善
BigQuery上でBacklogデータとアクセスログやエラーログなどの他のデータを統合することで、バグの発生傾向を多角的に分析できる。どの機能で、どのユーザー層で、どのリリース以降に問題が多発しているかなどを詳細に分析でき、根本原因の特定と迅速な改善が可能となる。

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